【億万長者への道】最新のニュースと戦略

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出版社:ダイヤモンド社

【億万長者への道】最新のニュースと戦略

億万長者になるためには、どのような道があるのか。最新の経済ニュースや投資戦略を通じて、そのヒントを探っていきます。

① トヨタの方針展開について

まず1つ目のニュースは、トヨタの経営方針の変化についてです。トヨタは、円安ドル高の影響とハイブリッド車の販売好調により、2024年3月期の営業利益が5兆円を超えました。昨年はEVシフトを大々的にアピールしていたトヨタですが、今年の決算発表ではハイブリッド車の一部であるPHEVもEVに含めるとし、事実上の方針転換を発表しています。

現在、中国ではEVが供給過剰になり、米国では充電インフラの整備が十分に追いついていない状況です。これにより、EVの販売予測台数は減速しつつあります。こうした背景から、トヨタの豊田社長時代の全米戦略が効果を上げた形といえるでしょう。トヨタの柔軟な戦略変更は、他の企業にも大いに参考になると思います。

② 単一銘柄ETFについて

次に、単一銘柄ETFに注目したいと思います。2024年の株式市場は上げ相場が続いており、ハイリスクハイリターンのスリルを求める投資家は単一銘柄ETFに注目しています。単一銘柄ETFが米証券取引委員会で初めて承認されたのは2022年。標準的なETFと比較して値動きは激しいですが、膨大なリターンが見込めるという点で注目を集めています。

個人的には、安定的な資産運用を続ける上で、単一銘柄ETFはサブとしての手段として良い選択肢だと考えます。しかし、上げ相場で楽観的になっている現状において、全資産を単一銘柄ETFに投資するのは非常にリスクが高いです。投資はバランスが重要であり、分散投資を基本にしつつ、単一銘柄ETFのようなハイリスクハイリターンの投資も少し取り入れることで、ポートフォリオ全体のリスクを適切に管理することが求められます。

③ 億万長者への道について

最後に、億万長者への道について考察します。特に富裕層の節税について触れてみたいと思います。近年、様々な節税スキームが規制される中で、依然として有効なものも存在します。直近20年では、航空機リース、海外不動産投資、節税保険、足場ドローンレンタル、タワーマン節税などが規制されましたが、現在でも有効な節税方法として国内不動産投資が挙げられます。

タワーマンションは現在、節税には使用できませんが、その他の物件は規制の対象外です。値上がりする物件を見極める審美眼があれば、国内不動産投資も有力な選択肢となるでしょう。「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の格言がありますが、可能性を分散するだけでは大きな利益を得るのは難しいのも事実です。分散と集中の適度なバランスを見極めることが、成功への鍵となるでしょう。

最後に

今回の記事を通じて、世界の現状と比較して日本の状況を改めて確認できました。経済や投資においては、常に変化が求められます。何が起こるかわからない世の中ですが、過去の歴史や研究に学びながら、自分や他人の人生をより良くしていくための知識を身に付けていきたいものです。

自らの生産性や給料アップのための工夫は必須です。運命に身を任せるのではなく、自分から変化を起こす意識が重要です。これからも少しずつ、自分にできること、社会に貢献できること、そして何が必要とされているのかを考えながら毎日を過ごしていきたいと思います。


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